知りたい!世界の成人の祝い アジア編①
はじめに
こんにちは!佐沼屋でございます。
木々のこずえをわたる風にも涼気を覚える頃となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
9月に突入し、今年度も残り3ヶ月となりました。徐々に成人式へ近づいて来て参りましたね。
成人の祝いは、日本だけではなく世界各国で行われています。国によって、成人としてみなす年齢は異なりますが、どの国々でも成人の儀式が執り行われます。
よって、本日は世界各国の成人の儀式を日本と見比べながらご紹介いたします。
一体どのような成人の儀式が行われているのでしょうか?
日本
大体1月11日を成人の日と制定し、祝日となります。全国各地の地方自治体で成人式が執り行われます。大きな施設に集められ、自治体長の祝辞・来賓による祝辞・新成人代表によるスピーチなどが催されます。
女性は主にお振袖やスーツ、男性は主に袴やスーツで式典に参列いたします。また式典後には学校単位で同窓会も開催されて、成人の日は大忙しになります。
日本では、満20歳が成人とみなされ、飲酒や喫煙が出来るようになります。
アジア編①
大韓民国(韓国)
5月の第3日曜日を韓国の成人の日、「ソンニョネ ナル」と制定しています。
日本のように祝日ではございませんが、家族や恋人、仲の良い友人達と過ごす大切な日となっております。
また、韓国では満19歳が成人としてみなされます。成人になると日本と同じく、飲酒、喫煙が出来るようになります。
成人の儀式【成年礼】
韓国の成人式を「ソンニョルレ(成年礼)」といいます。
20世紀半ばまで韓国各地で執り行われていたそうですが、現在では数少ないそうです。
日本のように大規模な開催はないそうですが、古宮や市庁でイベントとして開催されることはあるそうです。
成年礼では、朝鮮時代の成年服である伝統衣装を身に纏い(まとい)、成年のシンボルである帽子と髪飾りを付ける儀式を執り行います。女性のこの儀式のことを「ケレ」、男性では「クァルレ」と呼びます。これらの儀式に続いて、目上の方々に向けて深くお辞儀をする「サンギョンレ」が行われ、儀式は閉幕となります。
中華人民共和国(中国)
中国では、学校単位で日本とは少し異なる成人式を行います。なぜならば、中国では成人としてみなされる年齢が18歳のため、成人になった時は高校生だからです。よって、学校ごとに行うので、開催される時期も異なってきます。(※現在、12月4日の国家憲法日に実施出来るよう中国共産主義青年組合が試行中)
成人になると、日本や韓国と同じく飲酒や喫煙ができます。
中国の成人式は先ほどもご紹介したように、学校で行われます。よって、学校の制服としてジャージが採用されているため、ジャージでの参加が一般的なようです。しかし、学校によっては私服や中国の伝統的な衣服の着用が可能なところもございます。
学校行事でもあるので、厳粛に執り行われます。
成人の儀式
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国旗掲揚/国家斉唱
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習近平主席から青年に対するメッセージの読み上げ
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先生/保護者からの祝辞
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新成人に対し、記念章や中華人民共和国憲法などの贈呈
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新成人代表から先生・保護者らに対する感謝の言葉、また抱負
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国旗に向かって、新成人の宣誓
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成人の門(アーチ状のもの)をくぐる
これらの多数の催しを終えて、成人としてみなされます。
いかがでしたでしょうか?本日は、大韓民国と中華人民共和国の成人の儀式についてご紹介しました。引き続きアジア編②もご紹介しますので、お楽しみに!
終わりに
9月中旬になりました。季節の変わり目ですので、ご自愛下さいませ。
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