知りたい！世界の成人の祝いアジア編②
はじめに
流れる雲に秋の訪れを感じられる季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
9月下旬となり、夜は少し肌寒く感じますね。
本日は、知りたい！世界の成人の祝いアジア編①佐沼屋ブログ | 茨城県龍ヶ崎市、県南一の品揃えを誇る振袖専門店の佐沼屋です。 (sanumaya-furisode.com)に引き続き、アジア編②をご紹介いたします。
日本だけではなく、世界各国で行われている成人の祝い。
我が国だけではなく、様々な成人の祝いをご存じになることでさらに成人式を心待ちにして頂ければと思います。
日本
大体1月11日を成人の日と制定し、祝日となります。全国各地の地方自治体で成人式が執り行われます。大きな施設に集められ、自治体長の祝辞・来賓による祝辞・新成人代表によるスピーチなどが催されます。
女性は主にお振袖やスーツ、男性は主に袴やスーツで式典に参列いたします。また式典後には学校単位で同窓会も開催されて、成人の日は大忙しになります。
日本では、満20歳が成人とみなされ、飲酒や喫煙が出来るようになります。
アジア編②
中華民国(台湾)
日本のような盛大な成人式は執り行われません。しかし、台南市という地域では成人式が執り行われています。祝日にはなりませんが、旧暦の7月7日に16歳の方々に向けて行われます。ところが、台湾の法律では20歳が成人とみなされるので、これは少し異なります。
なぜこのような形かと言いますと、昔台湾では16歳を迎えると賃金をもらうことができ、成人になると宴を開いて周りに知らせるという風習があったからです。
そして、この風習が今でも残っており、文化として根付きました。
よって、これは日本のような成人の祝いとは異なり、昔の文化を尊重する日であります。
タイ王国(タイ)
日本のような成人式はございませんが、成人としてみなされる儀式はございます。
タイでは、出家して僧侶になることがタイ男性にとって成人式のようなものになります。
大体2日でその儀式が取り行われます。
1日目
出家するお寺で近所の人々総出で料理を食べ、祝います。
そして、両親や親戚に感謝の言葉を送り、宣誓します。
最後に、髪の毛と眉毛を剃ります。
2日目
白装束を来て、お寺の本堂に向かって練り歩きます。
近所の人々に見守られながら、音楽隊も参加し豪華な参列になります。
本堂に入り衣装を替え、お経が終了したあとははじめて自分でお経を唱えます。
最後に水をかけると、立派な僧侶としてみなされます。
いかがでしたでしょうか？世界の成人の祝いもその土地の文化や風習が根付いており、大変興味深いですね。この記事でさらに成人式をお楽しみにご準備頂ければ、幸いです。
終わりに
季節の変わり目ゆえ、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
次回の記事もお楽しみにして頂ければ幸いです。
◇ ◇ ◇
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