今から知りたい!お着物用語②
はじめに
こんにちは!佐沼屋でございます。
金木犀の甘い香りが漂う季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
10月に入り、今年も残り2ヶ月となりました。着々とご準備されている時期かと思われます。
本日は、今から知りたい!お着物用語①佐沼屋ブログ | 茨城県龍ヶ崎市、県南一の品揃えを誇る振袖専門店の佐沼屋です。 (sanumaya-furisode.com)に引き続き、part②をご紹介いたします!
用語のイメージがなかなか湧きづらいというお悩みを解決すべく、お着物周りの用語を丁寧に解説いたします。
お着物用語集 か行
掛衿【かけえり】 衿の上に重ね、汚れなどを防ぐための衿になります。
型染め【かたぞめ】 白い生地に模様を置き、上から防染糊や色糊で染めていく方法です。複数の形紙で多色刷りにする場合もございます。
着丈【きたけ】 着付けたときの着物の長さになります。
格子柄【こうしがら】 縦縞と横縞を合わせた文様になります。幾何学文様の基本のひとつになります。
腰ひも【こしひも】 お着物の着付けの際に用いる紐です。
こはぜ 足袋の留め具になります。四枚こはぜが一般的ですが、三枚や五枚などございます。
さ行
縞柄【しまがら】 縦または横の筋によって構成された文様です。お着物は縦縞が多いです。
裾【すそ】 お着物の下の端のことを言います。
裾回し【すそまわし】 八掛のことを言います。
裾よけ【すそよけ】 裾きを良くするために、腰に巻き付けてご使用します。肌襦袢と一体化したタイプもございます。
背中心【せちゅうしん】 背中にある左右の後ろ見頃を縫い合わせている縫い目のことです。これが背骨に沿ってまっすぐになることが美しい着付けになります。
背縫い【せぬい】 背中の中央にある、左右の後ろ見頃を縫い合わせている縫い目のことを言います。また、背中心とも言います。
全通【ぜんつう】 帯全体に柄があるものです。
草履【ぞうり】 お着物の格に合わせ、草履もフォーマル~カジュアルまで様々です。草履の足が当たる部分を天、側面を巻、指で挟む部分を前つぼと言います。
草履カバー【ぞうりかばー】 雨の日におつけになる草履のカバーです。
袖丈【そでたけ】 袖の上下の長さです。大体三寸程度になります。
袖幅【そではば】 袖の左右の幅のことを言います。反物の幅やいき丈の長さで自然に決まります。
た行
第一礼装【だいいちれいそう】 既婚女性の第一礼装は、黒留袖、未婚女性はお振袖となります。
太鼓【たいこ】 帯を結ばれた時に背中にできる膨らんだ部分のことを言います。お太鼓とも呼ばれます。
太鼓柄【たいこがら】 太鼓部分のみに柄がある帯のことを言います。
伊達衿【だてえり】 半衿とお着物の本衿の間に挟んで使用するものを言います。また、重ね衿とも言います。
伊達締め【だてじめ】 衿元やおはしょりを整えるために用いられるものです。結びやすいよう、両端が柔らかくなっております。
足袋【たび】 白のキャラコのものが一般的になります。
袂【たもと】 お着物の袖の垂れた袋状の部分になります。
タレ 下端から10cmくらいの部分になります。
褄先【つまさき】 お着物の衽(おくみ)の下の端になります。
いかがでしたでしょうか?これを機会にぜひお着物にご興味をお持ち頂ければ幸いです。
終わりに
10月になりました。爽やかで過ごしやすいこの好季節に皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
◇ ◇ ◇
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