【振袖コーデ】正統派の古典柄振袖を今風に着こなすポイントとは?
はじめに
こんにちは! 佐沼屋です。
春の日差しがきらめく頃となりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
前回のブログでは、古典柄の種類と意味をご紹介いたしました。
伝統的な古典柄の魅力を知っていただいたところで、今回は正統派の古典柄振袖を今風に着こなすためのポイントをご紹介いたします。
古典柄の種類
古典柄には、前回お話しした吉祥文様に加え、有職文様という文様があります。
吉祥文様は豪華な柄が特徴である一方、有職文様は円や直線、六角形などの図形を中心に描かれる模様が特徴的です。
お振袖の場合、有職文様は吉祥文様と組み合わせて描かれていることが多く、柄の背景を彩ったりアクセントのようにポイントで使用されています。
どちらも深い意味のある文様なので、意味を知った上でコーディネートすると着る楽しみも増しますね!
柄の配置や大きさによって印象が変わる!
古典柄の中でも吉祥文様のお振袖は特に、柄の大きさや位置によって印象が大きく変わります。
ほとんどのお振袖に描かれる模様にはメインとなる模様があり、それを引き立たせるように全体の柄が構成されています。
メインの柄は他の柄と比べやや大きく描かれており、膝上のあたりに位置していることがほとんどです。
着姿を正面から見たときに、パッと目を引きやすいのがメインの柄。
お振袖を選ぶ際は、試着したときに膝上のあたりに大きく見える柄がどのようなものかを確認してみましょう。
また、メインの柄がなく、全体的に柄が散りばめられているお振袖もあります。
このようなお振袖を「総柄」と呼びます。
総柄のお振袖は高級感があり、優雅な印象を与えることができます。
メインとなる柄がないので、選ぶ際は全体的な色味や柄の細部の意匠に注目して選んでみましょう。
古典柄を今っぽく着こなすポイント
伝統ある古典柄には、流行に左右されない良さがあります。
しかし、古くから受け継がれている分、昔っぽくなるのでは? と心配される方もおられると思います。
ここでは古典柄を昔っぽくならずに着こなすためのポイントをご紹介します。
柄の一部から小物のカラーを決める
色彩豊かな古典柄の一部に使われている色を小物に取り入れることで、全体的なまとまりがよくなります。
お振袖のコーディネートの基本的なポイントですが、きらびやかな古典柄のお振袖を着る際に特に重要な点です。
小物の色を統一して柄を目立たせる
柄の一部からカラーを選ぶ方法とは別に、お振袖の全体的なカラーを統一する方法があります。
赤がメインの柄のお振袖に、彩度や明度の違う赤色の帯や帯揚げ、帯締めなどを合わせて統一感を出します。
この方法は、ベースの色が白や黒など彩度の低いお振袖に特に効果抜群です。
グローブやヘッドドレスなどの少し変わったアイテムを取り入れて、世界観を出してみるのもいいですね!
有職文様の形に注目
お振袖に描かれている有職文様に注目してみましょう。
単純な図形の連続で構成される有職文様ですが、その線の形によって印象が変わります。
例えば、立涌柄や七宝柄などは曲線や円がベースになっているので、柔らかい印象になります。
亀甲や菱形は直線の連続でできているため、クールなイメージに。
市松や矢絣は伝統的でありながらモダンな雰囲気になります。
向蝶や向鶴、鳥襷などは細かな線によって作られた模様で構成されており、それがお振袖にあしらわれることで格式高い印象になります。
有職文様のイメージとメインの柄のイメージが合っているものを選んだり、メイクやヘアスタイルを決める基準にしてみるのもいいかもしれませんね。
いかがだったでしょうか?
お振袖の印象を決定付ける柄に注目して、古典柄を今風に着こなしてみましょう。
色使いや小物使いを工夫したり、柄の配置や組み合わせにこだわることによって、今っぽくおしゃれに着こなすことができます。
是非挑戦してみてくださいね。
最後に
季節の変わり目です。
皆さまどうぞご自愛ください。
◇ ◇ ◇
茨城県南一の振袖の品揃えを誇る佐沼屋呉服店は、茨城県龍ケ崎市・牛久市・阿見町・稲敷市・美浦村・河内町・利根町・取手市・守谷市・つくばみらい市・土浦市・つくば市・常総市で成人式のお手伝いをさせて頂いております。
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